プレスリリース
2024.10.10
東海旅客鉄道株式会社（JR東海）のプレスリリースについて
特集
発明家、道脇裕
Hiroshi Michiwaki
道脇 裕
(株)Nejilaw MO IP Innovation 代表取締役社長
Next Innovation Group 代表
NejiLaw inc. 代表取締役社長
兼 最高経営責任者
学歴なし / イノベーター / 発明家 / 数学者 / 起業家 / 実業家
物心ついた頃から発明が趣味。身近にある様々なものを分解しては観察し、
内部構造を理解することを楽しむ幼少期を過ごす。
当時からアイディアを「発明ノート」に書き溜め、18歳で初めて特許を出願。
以降、数多くの特許を取得し、発見や発明の総数は本人も把握していない。
午後の紅茶(レモンティー)を毎日10本くらい飲む。
道脇裕の主な発明
緩むことのないネジ L/Rネジ
IoTセンシングデバイス smartNeji
＜L/Rネジ＞
- 左ねじのナットと右ねじのナットを螺合可能な特殊構造のL/Rボルトに対し、それぞれのナットを螺合し、ナット同士を機械的に結合することで「緩まない」を実現しました。
- 従来ねじの緩み止め原理である圧接摩擦力に全く依存せずにねじの緩み問題を解決しました。
- この発明は道脇自身が遭遇したタイヤ脱輪事故をきっかけに着想しています。
＜smartNeji＞
- 独自技術によりネジ自体をセンサ化したIoTセンシングデバイスです。
- L/Rネジ構造を採用し、緩まないからこそ精確な応力計測をはじめとする各種センシングが可能です。
ウイルス・ワンパス除去装置
Dr.AiR UV-C
- ウイルスや細菌類の遺伝子へ直接深紫外線を照射し、ウイルス除去を実現しました。
- 従来式UV-C照射方式では、99.99％の除去には30秒以上の照射が必要ですが、Dr.AiR UV-Cは深紫外線を増幅させ、超高濃度紫外線空間をつくり出すことにより、0.05秒で測定限界値の99.9997％以上のウイルス除去を実現しています。
- コロナ禍をきっかけに発明し研究開発を経て、2024年より皆様へお届けいたします。
コンクリート気泡制御技術
CB→zeRO
- コンクリートに発生する表面・内部気泡は、コンクリート寿命を大きく低下させる存在ですが、コンクリートの歴史上逃れられないものでした。
- 道脇は「どうしたら気泡が消せるか」ではなく「なぜ気泡が発生するのか」という視点から気泡発生メカニズムを解明し、気泡消失メカニズムを打ち出しました。
- これらをCB(コンクリートバブル)理論と名付け提唱し、一連の技術開発を経て検証され、CB-zeRO技術として特許権利化、その後IHIグループとの共同研究を経て、土木学会全国大会等で複数の論文発表を行っています。
その他の研究・開発
触れただけで大人子供を判別
属性識別システム
静電容量に着目して、触るだけで大人か子供か判別できるシステムです。元々はチャイルドロックに用いる発明でしたが、「もしも子供が触れる時だけ動くおもちゃがあったら」というコンセプトで、クリエイティブ・メディア「知財図鑑」に掲載しています。
知財図鑑 紹介ページはこちらペットボトル開栓補助機構
プチッパ
幼児から高齢者まで誰でも簡単にスクリューキャップを開けられるようにとの思いで発明、開発しました。
【使い方】
- ペットボトルキャップに「プチッパ」を被せてレバーを立ち上げる。指をかけて軽く回せば、テコの原理で楽々開封可能。
- レバーによる開閉のため、約１／３の力で開封可能。片手でも、握力が弱くても、キャップを握らなくても、楽々開閉できます。
ワンモーション簡単着脱足場板
瞬脱
建築現場等での枠組足場の作業床又は通路等で使用される足場を、設置も取り外しも、ひとりでワンモーションで出来るように発明、開発しました。
少子高齢化が進む日本で、作業従事者が減り、高齢化が進みつつあり落下事故も少なくない建設現場でのニーズに応える発明となっています。
数々の受賞歴とメディア出演
2011年
Good Design Award 金賞（経済産業大臣賞）受賞
（主催：日本デザイン振興会）
2015年
第14回 日本イノベーター大賞 優秀賞受賞
（主催：日経BP社）
2015年
PEN誌「世界に誇るニッポンの100人」選出
2015年
AERA誌「日本を動かすベンチャー100」選出
2016年
日経ビジネス誌「次代を創る100人」選出
2016年
NHK総合「プロフェッショナル仕事の流儀」出演
2021年
テレビ東京系列 「日経スペシャル カンブリア宮殿」出演
